2024.05.26 11:23【桜川市】高峯の山桜たかみね。標高519m。他の山と比較すると、高峯はヤマザクラとカスミザクラ、その他の落葉樹、常緑樹の配分のバランスがいいように感じます。それと稜線のボコボコ感により、風景に立体性が生まれています。赤茶色の木は花が散って葉芽だけになったヤマザクラです。ヤマザクラの開花時期は個体差がある為、例えば、蕾、五分咲き、満開、五分散り、葉桜のヤマザクラが混在する風景となります。これが「遠山桜」という観桜の魅力...
2024.05.26 11:03【桜川市】雨巻山の山桜あままきやま。標高533m。山頂は栃木県の益子町。山と渓谷オンラインによれば、桜川市門毛側の西山麓の展望は「関東の吉野」と呼ばれているそうです。確かに西山麓は全面落葉樹で山桜の密生率が高いです。今年の撮影はタイミングが少し遅かったかもしれません。麓の洞源寺には、本堂前に枝垂れ桜、参道に山桜の巨樹、境内には様々な園芸品種が植えられており、天然の山桜との境界線がわからないほどであります。こういった山が...
2024.05.25 00:10【城里町】白雲山の山桜はくうんさん。小松寺がある山一面が山桜です。遠山桜を背景に咲く一本桜は「磯野の藪桜」。つまりこの風景は遠近桜(をちこちのさくら)といえるでしょう。こういった風景が茨城県にはたくさんあります。白雲山は小松寺の山号ですが、この白雲や、同じく城里町の白山などは、山桜が白雲のように山を覆うことから名付けられたのではないでしょうか。筑波山塊の難台山の古称は「花白山」ですが、これも山桜由来となっています。かす...